警察からの(情報開示など)捜査依頼が来た時マニュアル
1) 本物の警察かどうか
警察の番号は下4桁が「0110」になるのがルール、電話番号を聞きこちらからかけ直す。
2) 投稿の削除依頼
拒否しても構わない。警察からの削除依頼だからといって無条件で削除する義務はない。内容が正当だと思ったものに関しては削除できない旨を伝える。
3) 投稿者の個人情報の開示
- そのままメールや電話で開示する
- 捜査関係事項照会書を送ってもらい文書で開示する
- 裁判所からの令状があり次第開示する
基本的に、警察からの開示請求の段階では義務はない。あくまで「お願い」の状態だからである。一番リスクが少ないのが裁判所からの令状があり次第開示するというものですが、余計な手間を避けるため「捜査関係事項照会書を送ってくれ」と伝えて送ってきたものに関して文書で開示する方法が妥当か。メールや電話で開示しても、プロバイダ責任制限法案があるので、責任が問われることはほぼない。
伝えるべき内容は以下。「こちらでは投稿者の発信者情報しか取得しておらず、それしか開示できません。その情報を持って、プロバイダに開示請求をしてださい。」
4) 警察対応の注意点
警察への対応の一番の注意点は、警察は「判断者」ではない、ということです。警察の要求に応えて行動したからといって、その行動が正当なものであるかどうかは保証されません。その行動について責任を問われる可能性もあります。(警察が「人を殺せ」といったから殺した、という理由が通らないのと同じ)
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